balailoのブログ

life and coffee

人生は理不尽なゲームだ

今際の国のアリス」を見た人は少なくないと思います。私は普段サバイバルゲームを主題とするドラマとかには興味がなかったのですが、このドラマはそれを少し変えました。

なんで私はサバイバルゲームに興味が浮かばないというと、これらを主題とするドラマや映画は、ただの殺し合いになりがちだからです。「今際の国のアリス」の独特な部分は、人の死にフォーカスするのではなく、生きていく人の心の戦いに注目している部分です。訳もわからない、理不尽なゲームに巻き込んだ人達が選んだ道が、このドラマの見どころだと思います。強い意志を持って生きる人、ただ生きたいと思ってそのまま生きる人。。。そして理不尽な世界に耐えられず、自から命を絶つ人。あんな世界では、生きるも死ぬも合理的な選択。むしろ、生きる事は、死ぬ事より何百倍勇気がいる事だと思う。

よくよく考えてみると、私たちの世界もそうではないのかな?私たちの人生も理不尽ないゲームじゃないのかな?私たちは長い人生の中で出会うことを選べない。戦争、病気、事故。。。の中で、私たちは自分の大事なものを失う、自分の愛する人を失う、時には、人生というゲームに立ち向かう勇気を失う。絶望と戦うことは決して容易ではない。そのなかで、次のステージに行く人は、絶望のなかで希望を諦めなかった人だ。

この理不尽の世界で生きる意味はあるのだろうか?小さい希望を抱えながら生きる意味はあるのだろうか?人はいつも生きる意味を人生に問うが、結局答えが知らないまま、人生を生き続けている。

生きる意味が見つかったらいいけど、でも、生きることに本当に意味が必要何だろうか?私はこの質問の答えを知らず、今まで生きてきた。